未掲載写真2011-2020
2011年から2020年までのレポートを書いてない期間の写真をまとめました。
▼2011年
この年の3月11日に東日本大震災が発生しました。初めて見る津波の映像や福島第一原発のメルトダウンに国中が衝撃を受けました。
明るい話題では、6月に2011 FIFA女子ワールドカップで『なでしこジャパン』が優勝の快挙をはたしました。
この年の探鳥は、いつも通り鴨川と植物園、それに北の小山の往復がほとんどでしたが、カワセミの巣立ちや、ゴジュウカラやアオバズクに沸きました。

カワセミ父

カワセミ母

息子

















夏に清流・清滝川を訪れました。 カワガラスやキビタキとの出会いやカジカの鳴き声は新鮮でしたが、ヘビ(ヤマカガシ)とカエルの対決には驚きました。一方的にカエルが食べられるのかと思いきや、ヘビに足を食えられたまま、カエルは時間をかけて河辺に向かい、最後は川へダイブしました。その後の結末は分かりません。



ヤマカガシ。毒あり注意! この後、2匹は川の中へ消えて行った。
▼2012年
この年も植物園はカワセミの巣立ちで盛り上がりました。2011年も見られたカワセミの巣立ちですが、2012年も園内ないしはこの近くで営巣が行われた様子でした。















2012年5月21日、金環日食が見られました。一部地域限定の日食は日本でも数十年に一度の割合で見られるそうですが、2012年のように日本の広い地域で見られるのは平安時代以来1000年ぶりと話題になりました。

手元にあったカラーフィルターやNDフィルターを組み合わせて撮影しました。途中まではこんな感じですが・・・

肝心の金環日食時はこんな結果に・・・なんで?!
その数日後、東京スカイツリーが開業しました。

後日スカイツリーに登る機会を得ましたが、関東平野の広さと、富士山がくっきり見えたのには感動しました。
2012年3月、梅小路公園に『京都水族館』がオープンしました。




日本初の完全な人工海水利用型水族館だそうです。年間パスポートを買って2回行きました。植物園のように勝手に野鳥が集まるわけではないので、内容はそう変わりません。当時は梅小路駅がなく結構不便で、3回目は行けなかったですね。
▼2013年
この年のビックリは、レンジャクです。

まだ寒い2月のある日、自宅の近くの屋根や電線に100羽を超えるレンジャクたちが止まっていました。

家は伏見のごく一般的な住宅街にあります。大きな公園があるわけでもありません。珍しい鳥と思い込んでいたレンジャク、こんなおびただしい数の群れを自宅のベランダから撮影するとは夢にも思いませんでした。

驚きもつかの間、鳥たちが去ったあとには、ねっとりとした透明の糞が辺り一面に残されていました。








シジュウカラの日光浴
この頃から北の小山でシカの目撃談や樹木への被害が問題になってきました。この場所の林の中で私の傍を数頭のシカが走り抜けたときには、ちょっと驚きました。糞尿の臭いも結構強いです。捕獲用のオリが置かれましたが、捕まってる姿は見たことはありませんが、今はどうなったのでしょう・・・。
▼2014年
この年は・・・これと言って思い出すことがないのですが、京都市内での外国人観光客の増加が気になり始めたことと、ノーベル物理学賞に日本の3博士が受賞したことでしょうか。
地味な話ですが、青色ダイオードの発明は、LEDの白色発行につながり、照明やPCモニター・液晶テレビのバックライト等への普及へとつながりました。家の電化製品が一気に変わっていったのがこの頃です。 生活への影響大ですが、鳥撮りとはあんまり関係ないですね・・・
鳥撮りでは植物園でノゴマを見たのが一番印象的でした。





ノゴマを初めてみました。これっきりですが・・・


この頃はいましたが、鴨川では最近、ゴイサギをあまり見かけなくなりました。






高野川を歩くシカを初めてみました。その後を岸辺からお巡りさんが一人で追いかけてましたが、どうにも出来なかったでしょうね。

2014年、伏見稲荷大社がトリップアドバイザーによる「外国人に人気の日本の観光スポット」調査で1位を獲得しました。

この年、祇園祭の後祭りも復活しました。

また2014年10月、2012年から行われていた平等院の修理工事が完了しました。

外国人観光客の増加が高まり、京都の宿泊施設不足が問題視され、インバウンド需要の高まりが話題になり始めたのもこの頃です。
▼2015年
2015年は鳥撮りもそこそこに、家族旅行に良く出かけた年でした。
信州善光寺

川中島古戦場跡

真田幸村と上田城

滋賀県守山市の佐川美術館 精錬された美しい美術館でした。

ここで開催されたキース・ヘリング展はインパクトがありました。

仕事で何度も通った場所の近くで、堅田からびわ湖大橋を渡ってすぐの処ですが、湖西線経由だと何故かリゾートっぽく感じます。
姫路城。大天守保存修理工事で、白漆喰の塗り替え・瓦の葺き替え・耐震補強が行われたが、5年余りの歳月を経て2015年3月に竣工しました。
姫路城のイメージキャラ「しろまるひめ」
壹銭洋食

城南宮 曲水の宴
2015年11月に『京都市動物園』がリニューアルオープンしました。


ある日、鴨川を歩いていると見慣れぬ2羽が泳いでいました。
君は誰? クロアヒル?

カルガモとの雑種?
▼2016年
この年も鳥撮りは控えめで、ウグイスに春の到来を告げてもらう程度ですが・・・
代わりに撮ってたのがお祭り等のイベント系でした。

時代祭

時代祭 維新勤王隊
祇園祭後祭りの大船鉾。最後尾をくじなしで務める。2016年に復活
八坂神社

祇園祭 花傘巡行

鷺踊




北山通りを歩いていると、異様な風体の若者たちに出くわした。あとを付けてみると・・・植物園入口前で準備中のハロウィンの参加者たち! はじめて生で見た。家族での参加者が多かったので、おぞましさはあまりなし。

北山ハロウィン


最初に見たこの年が一番内容も規模も充実していた気がします。翌年以降は、悪天候や何やらで、だんだん規模が縮小していったような感じでした。
2016年4月、梅小路公園に『京都鉄道博物館』がオープンしました。

列車を並べただけかと思っていたが、色んな展示があってかなり面白い。

1階には新旧の列車が所狭しと並び・・・

屋外では転車台に向かって歴代の名機関車が並びます。

SL転車台は、きかんしゃトーマスの世界。旧設備の継続利用です。

屋上から眺めるJR線のリアルパノラマが楽しい。SLからのぞみまで色々と走るので、鉄道マニアでもなくても、ずっと眺めていられる。但し真夏の暑さには要注意。
▼2017年
2017年から宮内庁が管轄する施設、仙洞御所・桂離宮・修学院離宮の当日受付が始まりました。また京都御所は手続きなしで参観できるようになりました。
過去、何度か申込んでいますが、満席であきらめるばかりでした。この年は枠が増えたのかどうかわかりませんが、簡単にネットから予約できました。
桂離宮

新御殿・中書院

岬灯籠付近

5月、さつきが咲く頃。この年、桂離宮は2度行きました。

修学院離宮

仙洞御所

東寺庭園にて 芸伎さん撮影会に偶然出くわす。
嵐山通船 北乗り場

背割り堤
本満寺のしだれ桜

八坂神社南楼門 2017年4月に修復工事が完了

新緑の三室戸寺

松尾大社 山吹と水車
●植物園 台風21号による被害
水琴窟 倒木による東屋の倒壊
随所に規制線が張られて倒木等の危険なエリアが示されました。
▼2018年
この年も、台風の被害が大きかったですね。




植物園は2年続けて台風21号にり倒木や施設の倒壊などの被害を受けました。
西池の東屋

かつて植物園東池はこんな感じでしたが・・・
正面にあった大木が倒れ空間がのぞきます。
▼2019年
元号も令和となり、この年は災害からの復活の年になるはずでしたが・・・


倒れた木々で作られたベンチ。かつてのカワセミの巣立ち場所。
蓮池の東屋は無事。他の壊れた東屋も修繕されました。

2019年3月に『JR梅小路京都西駅』がオープン。鉄道博物館や京都水族館へのアクセスが良くなりました。

北海道旅行。30年ぶりに空の旅。
飛行機からの眺め。下北半島や天橋立が見えた時は感動しました。

神戸空港。小さな空港なので関空や千歳空港のように歩かずにすみます。

札幌時計台
クラーク像
羊ヶ丘展望台
中島公園 豊平館
▼2020年
2020年はコロナウィルスが蔓延し、世界中が苦難の時を迎えました。楽しみにしていた東京オリンピックも延期になりました。

2020年1月、高野川にいたカワセミ。このあとしばらく鳥撮りを自粛。
2017年から続いていた葺替工事は、2020年2月に終了し足場は解体されました。

屋根が葺き替えられ美しい姿を取り戻しています。舞台の工事も12月に完了しました。

ですがコロナの影響で参拝者が少ない寂しい状態が続いています。

賑やかだった参道もシャッターを下している店が多いです。(2020年6月撮影)
重苦しい状況が続いていますが、2020年の秋から美しい紅葉が不思議と長く続いていました。

清水寺
南禅寺塔頭 天授庵
南禅寺三門

永観堂

金戒光明寺塔頭 栄摂院
真如堂
知恩院
青蓮院

京都御所
今熊野観音寺
東本願寺
東福寺塔頭 即宗院
東福寺 本堂天井画

嵯峨野竹林
厭離庵
植物園

植物園 生態園(2020年11月撮影)
倒木で森が明るくスカスカになり、鳥が去ってしまった感があった植物園ですが、最近は野鳥が戻ってきている印象です。

クロジ

カワセミ
まもなく恋の季節ですが、カワセミも元気なので今後が楽しみです。