BACK   カワセミとは?

その1 カワセミの特徴

その2 カワセミの1日

その3 カワセミの子育て

その4 縄張り争い

その5 カワセミの巣穴


◆カワセミの特徴


カワセミは、鳥カメラマンに大変人気の高い鳥だ。外見の美しさ、ユニークさ以外にも、1年中見ることが出来ることや、ホバリングや水中への飛込みなど、撮影者の技量を問う行動が多いのも人気の要因になっている。


▼基本的な特徴
名称 カワセミ
学術名 Alcedo atthis
英名 Kingfisher
種目 ブッポウソウ目 カワセミ科
全長 17cm
生息場所 小魚のいる川・湖・池などの水辺
分布 ヨーロッパ・アジア
渡り 留鳥

▼性別

雌雄同色だが、メスは下クチバシが赤い。

▼成鳥と若鳥
同じような外見だが、若鳥は成鳥と比べると
 ・色が黒っぽくくすんでいる。(特におなかがきれいなオレンジ色になっていない)
 ・クチバシが短い。
 ・クチバシの先が白い。
 ・脚は、成鳥は赤く、若鳥は薄い灰色。
といった違いがある。

成鳥の親鳥(奥)と巣立って間もない若鳥(手前)

▼寿命
懇意にして頂いている獣医のM先生のお話では、
人為的に整った環境では10年以上生かすことも可能だが、
生存競争が激しい自然環境では、約2年程度になってしまうのだそうだ。

▼えさ

体長数センチの小魚や子えびなどを捕食する。

▼採餌行動
通常、カワセミが獲物を捕る場合、直接、岸辺や樹上からダイビングして水中につっこむ。
時折、空中に静止(ホバリング)してから、水中にダイビングする場合がある。

飛び込む高さは、5m以上あるような木の枝からや、人為的に立てられた1m程度の挿し木まで様々。


水面にダイブするとき、微妙に速度を調整するようで、翼の開き具合が異なる。
上の写真では開き気味だが、水面間際では、ロケットのような流線型になる。


魚を捕らえて浮上するカワセミ。


▼ホバリング
カワセミは、樹上から魚が見えないと、水上でホバリングして魚をねらう。
他の鳥でもホバリングするが、カワセミは見事に数秒間空中に静止する。


ホバリングして、魚を探すカワセミ


狙いが定まると・・・


体制をととのえて、


水面へダイビングする


その1 カワセミの特徴

その2 カワセミの1日

その3 カワセミの子育て

その4 縄張り争い

その5 カワセミの巣穴

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